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【新名称決定!】2024年に一般開放される予定の富山県の新観光ルート「黒部宇奈月キャニオンルート」

「黒部宇奈月キャニオンルート」

黒部峡谷トロッコ電車 2021年11月撮影 撮影者:夫

9月5日富山県が、2024年開始予定の新観光ルートの名称を「黒部宇奈月キャニオンルート」に決定したと発表がありました。黒部峡谷トロッコ電車は、宇奈月駅~欅平駅の全長20.1kmを片道約1時間20分で結ぶ「黒部峡谷トロッコ電車」。富山県を代表する観光スポットの1つで、日本のトロッコ観光のパイオニアとしても知られています。よく皆さんからこのトロッコ電車で黒部ダムまで行くことができないのかと質問をされるのですが、一般の方は黒部峡谷トロッコ電車で”黒部ダム”には行けません!!終点の欅平駅の先は、通常は関係者以外は立ち入れない関西電力の施設内となっています。現在終点の欅平駅駅から先のルーを散策できる手段として「黒部峡谷パノラマ展望ツアー」が有名です。そのほかにも黒部ルート見学会なども開催されています。

〇 黒部峡谷パノラマ展望ツアー

普段段は立ち入ることができないエリアや北アルプスの山々を間近に展望できるルートを散策する、特別企画で、関西電力の施設内の専用車両や、竪坑エレベーターを通って、絶景のパノラマ展望台を目指す特別日帰りツアー。毎年とても人気のあるツアーです。詳細は、公式サイトをご覧下さい。

黒部峡谷パノラマ展望ツアーHP http://kurobe-panorama.jp/

〇 「黒部宇奈月キャニオンルート」

黒部ルートの新名称「黒部宇奈月キャニオンルート」。【画像:富山県】

欅平駅駅から黒部ダムまでのルート「黒部ルート」(欅平~仙人谷~黒部ダム)と呼ばれています。黒部川第三発電所の取水予定地(仙人谷ダム)への資材輸送を行うために建設した欅平から仙人谷までの軌道隧道(上部軌道)と、後に関西電力株式会社が黒部川第四発電所、黒部ダムの資材運搬用として建設した黒部ダムから仙人谷までのルートを総称したものとなっており、一般の方が気軽に行くことができない環境となっています。一般開放との事なので、トロッコ電車のように気軽にルートを体験することができると言うことではないかと思いますが、このルートの見どころは普段乗ることができない「工事用トロッコ電車」「竪坑エレベーター」「蓄電池機関車」「インクライン」を体験することができる事「竪坑展望台」「高熱隧道」「仙人谷」「黒部川第四発電所」「裏剱」等の見どころたくさんの場所を足を運ぶことができると思うととても楽しみです。

 黒部峡谷トロッコ電車の新名所「黒部宇奈月キャニオンルート」の今後の情報に注目です!

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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